「膠原病の医療講演会」

2012.11.20
安芸高田市
“膠原病治療の現状と療養上の注意点”と題して
東広島記念病院 広島リウマチ・膠原病センター
副院長 山名二郎 先生
の講演会に参加しました。
膠原病治療の現状は日々進化しているようで、講演会を重ねるごとに新しい情報や治療方法が報告され、完治が難しいことに変わりはないけれど、寛解(薬でうまくコントロールをして生活することができる状態)を長く維持していくことが出来るようになっているようです。
膠原病も早く診断されるようになり、早期発見、早期診断、早期治療で重篤な状態にならずに過ごせているのではないでしょうか。
講演会は実りが多いです。
安芸高田市で行われた今回の講演会では
・市からの情報提供
・患者会などの紹介
・災害時の具体的な備えについて
など情報が多く、展示物もあり折に触れ、広報されていることを感じました。
遠路でしたが気温もあたたかめで、紅葉を眺め、サンフレッチェのホームを感じ、プチ旅行でした。

「ピアカウンセリング事業」に参加しました。

2012年11月14日(水)
・電話相談 0件
・来所相談 1件
予約されていたベーチェット病の方でした。
病名が確定するまでは自分の身体に起こる変化にどう対応したら良いのかわからない毎日があったことを聞き、「そうだった」と不調の原因がわかった時の何とも言えないすっきり感を共有しました。
まれにしかない疾患は、経過や現れ方が様々で、初めて聞く診断や症状に驚き、理解できないことが多いですが、日常の生活の中で困ったことは不思議に一致しています。
一般的な症状や、共通の話題から、これからのこと、生活の工夫の話など、話題は尽きませんでした。
毎月第2水曜日13時から膠原病のピアカウンセリングをしています。
広島大学病院2階のスターバックスの右奥です。
電話・訪問(要予約)をお待ちしています。
※ピアカウンセリングとは、仲間を意味する「ピア」(同じ者同士)が話を聞く、話すことで、心の負担を軽減する作用があることです。