『ひろなんれん』(広島難病団体連絡協議会)の総会参加

日時:2011(平成23)年6月18日(土)

広島県支部も加盟する「ひろなんれん」の総会に参加してきました。
膠原病友の会広島県支部 斎藤支部長が、事務局兼会計を担っています。
各加盟団体(14団体)からの分担金(会員会費)、助成金(広島県、広島市、共同募金会など)、寄付金などの収入で運営されています。
2010年度の活動報告、会計報告ののち承認されました。
続いて、2011年度の活動計画、予算案、役員案などが提示され、全て承認されました。

■2011年度の活動方針■

難病患者は制度のはざまに埋もれ、障害者施策からはじき出されていたのが実情でした。
今後障害者基本法の改正、障害者権利条約の批准を前提として障害者自立支援法を廃止し総合福祉法の立法へ向けて議論が進められています。
特定疾患のみならず、5千とも7千ともあると言われる(厚生省調べ)「原因や治療法がわからない」難治性疾患、長期慢性疾患、小児慢性疾患も含めた難病もこの法律に含まれるかどうかの大きな岐路に立っています。
このような状況下、推移を見守るだけでなく、私たち当事者、家族、関連する機関・関係者が一丸となって声をあげ、法律の中に広い意味での「難病患者」が含まれるよう国に働きかけていきましょう。

(総会資料より抜粋)

その他、2011年事業計画、予算について、「こうゆう」入会の皆様には、後日報告が届きますので、ご覧ください。
「ひろなんれん」のホームページにも情報がアップされると思いますので、そちらもご覧ください。

加盟団体の方々にはいろんな症状の疾患があり、学ばせていただくことの多い時間でした。

『2011(平成23)年度 広島県支部総会・交流会』 終了しました!

日時:2011(平成23)年6月5日(日) 11:00~15:00

■スケジュール■
11:00~ 支部総会
 (H22年度活動・会計決算報告、H23年度活動計画・会計予算案・新役員案 審議承認)
12:00~ 昼食交流会
15:00 終了予定

交流会の様子

1年に1度の総会、少々緊張します。
平成22年度の活動報告・会計報告に満足頂けるだろうか。
23年度の活動計画・予算案に期待を持って頂けるだろうか。

11時からの開催時間に、ぽつぽつの参加があり、東日本大震災の犠牲者の方のために、黙とうで開始しました。
議事はすべて了承され、昼食交流会が始まるころには用意していた席が埋まるほどでした。

食べながら話が弾み、山名二郎先生(東広島記念病院・リウマチ膠原病センター)、久看護師長(東広島記念病院・リウマチ膠原病センター)、加藤さん(難病支援センター)、も加わっていただき、各テーブルごとに疾患について、悩み、症状、気になること、などなど……患者同士の話も盛り上がっていたようでした。
古くからの患者会の方、久々に交流会に参加された方、最近診断を受けた方、親子で参加された方、みなさん何かを得ようと思ってこられたようでした。
満足いただけたでしょうか。

話尽きない様子でしたが、15時には閉会し、また次回の参加をお願いしました。
みなさん来られた時より少し明るい表情で帰られたのではないかと思えました。

 

今年度は交流会を充実していきたいと思っています。
体調の良い時、近くの地域で行われる時など、参加していただけると嬉しいです。
詳しい情報は「こうゆう(会報)」に掲載しますので、たくさんの参加をお願いします。
今年度は講演会を実施しませんでしたが、40名ほどの参加がありました。
平成23年度、新役員も加わり新しい体制で活動の開始です。
今までの活動に今の活動をつなげ、これからの活動につないでいきたいと思います。